「APLASアプラスシート工法」石川県が建設新技術として新たに認定
プラズマによる表面改質技術に関する研究開発および製品の製造・販売を行うアウロステクノロジーズ合同会社(本社:石川県白山市/CEO:内田 大剛、以下 アウロステクノロジーズ)が開発した新工法「APLASシート工法」が、石川県新技術認定・活用制度に基づき認定されました。これに伴い、5月21日(木)に石川県庁で認定式が行われ、認定証が交付されました。


■石川県建設新技術認定・活用制度について
当制度は、石川県内の建設関連企業が開発した土木・建築分野の新技術について、既存技術に対する優位性を評価するとともに、技術的課題の解決や販路開拓に向けた支援を行う制度です。さらに、認定された技術を公共事業へ積極的かつ円滑に導入することで、低コストで質の高い社会資本整備の実現と県内企業の技術力向上による産業活性化を目的として、2005年に創設されました。
コンクリート構造物を補強するAPLASシート工法は、工場であらかじめCFRTPシートに樹脂含浸を行うため、従来の炭素繊維シート工法と比較して施工工程の削減が可能であり、品質・経済性・施工性の向上が期待できる点が評価されました。また、現場で使用する接着樹脂量が少ないことから、施工時に大気中へ放出される揮発性有機化合物の削減につながり、環境負荷の軽減に寄与する点も認められています。今回、社会的ニーズへの適合性や技術の成立性、公共事業への適用性などの評価項目において、すべての基準を満たす「区分1」に認定されており、今後の石川県内の公共事業への活用が期待されます。
昨今、持続可能性への対応や限られた財源の中で、既存のインフラを適切に維持管理しながら長期的に活用することの重要が高まっています。同時に、建設業界では2024年4月から時間外労働の上限規制が適用されており、工期の短縮や生産性向上は大きな課題です。APLASシート工法は、これらの課題の解決に貢献する新たな工法として開発されました。
アウロステクノロジーズは、今後もプラズマ処理に関する豊富な技術力と研究開発のノウハウを生かしながら石川県内のインフラの老朽化対策に貢献するとともに、人々が安心して暮らすことのできる社会の実現を目指してまいります。
■APLASシート工法(NETIS登録番号:KK-240024-A)とは
APLASシート工法はアウロステクノロジーズのコア技術であるプラズマ表面改質技術を活用して開発されたAPLASシートを使用する独自の工法です。
APLASシートは炭素繊維強化熱可塑性樹脂(CFRTP)のシートで、長期間にわたって高い接着性を維持します。厚さは0.25mm程度で、ロール状の保管や重ね継手施工のほか、補強対象に合わせた熱による曲げ加工も可能なため、構造物の形状に合わせた施工が可能です。また、シートはすでに樹脂が含浸しているため簡単に貼り付けられ、現行工法の炭素繊維接着工法で必要とされている一部の施工工程が不要となるため、直接工事費の削減も期待できます。
加えて、補強したい箇所に接着剤を塗布し、APLASシートを貼るだけというシンプルな工程は、現行の炭素繊維接着工法の経験がない会社でも施工できるため、幅広い施工会社による利用が可能となり、人材不足の問題を解消することが見込めます。
本工法は国土交通省が運営する新技術情報提供システム「NETIS」にも登録済みであり、技術の活用による施工性と経済性の向上ならびに工程短縮などの有効性が認められています。

高接着性を付与したAPLASシート
(補足情報)
【三谷産業グループについて】https://www.mitani.co.jp/
石川県金沢市で創業して98年、ベトナムで創業して31年の複合商社です。北陸、首都圏、ベトナムを拠点に、化学品/情報システム/樹脂・エレクトロニクス/空調設備工事/住宅設備機器/エネルギーの6セグメントで事業を展開しています。商社でありながら、時にメーカーとして、また時にコンサルタントとして、お客さまにとっての最適を追求するとともに、「もうすぐ創業100周年を迎えるベンチャー企業」として更なる進化へと挑戦しています。 2026年3月期:連結売上高 117,531百万円/連結従業員数 3,569名
| <報道機関からのお問い合わせ先> 三谷産業株式会社 PR企画室 TEL: 03-3514-6003(担当:望月) <アウロステクノロジーズに関するお問い合わせ先> アウロステクノロジーズ合同会社 TEL: 080-2961-8409(担当:林) https://www.auros.co.jp/#contact-link |